「一般選抜(一般入試)」と「学校推薦型選抜」
- info798748
- 2024年2月28日
- 読了時間: 3分
※高校生たちの間で、よく話題になるワードのひとつです。
塾生の意見を幾つか拾ってみました。
①
受験方式の選択の仕方は多種多様ではありますが、ここではあえて性質という観点から受験を語ってみようとおもいます。
一般選抜の一番の魅力と言えば、何と言っても全国の大学から好きなところを選んで受験ができることでしょう。
一般選抜では、多くの人が一年以上をかけて勉強して志望校合格をめざします。そうなると、一年間の勉強プランを立て、プレッシャーが付きまといながらも、受験勉強をこなしてゆく必要があります。
なので、計画性のあるメンタルの強い人に向くのではないかと思います。
次に、学校推薦型選抜では高校三年間の成績でほぼ合否が決まります。一見すると学校推薦型の方が一般選抜よりも更に長期的な計画が必要と思われるかもしれませんが、来る定期テストに対策を施すだけでいいのです。
一般選抜は一発勝負ですが、学校推薦型は短期間の勉強のサイクルを繰り返します。
そう考えると学校推薦型選抜は案外、短期集中型の人に向くかもしれません。
新大学1年生N.S
②
今回、ちょうど一般受験を終えた学生のひとつの意見として。
元々、志望校ややりたいことの方向性が明確になっていて、その上で学校に自分の行きたいと思う大学の推薦枠があるなら学校推薦型選抜を使うべきだと思う。
一方で、自分のやりたいことや方向性などがしっかり決まっておらず、志望校も決まっていないのであれば、模試などの偏差値と照らし合わせて一般受験で出来る限り上を目指すのが将来のためになると思う。
大学だけが全てではない。が、勉強はある程度までは努力でカバーできるはず。
頑張って、他の同世代の学生と競うことは私にとって有意義な経験だった。
最後まで一般受験で戦ったことは大きな財産になったと思う。
新大学1年生M.Y
③
私は推薦を取る気はないし、そもそも取れない。
私の学校では、5段階の成績で平均が「4.3」を越えないと推薦を取らしてもらえない。
1つや2つ「4」があるならまだしも。「3」を取った暁にはサヨウナラ。
私の場合、数学がアウト。実際に数字で見てみよう。
平均点30点の考査で80点を取らないと「5」は狙えない。
「5」を取れるか否かではなく、狙えるか否かである。違いを考えていただきたい。
前回の考査で22点を取った私でさえ、Z会模試では偏差値は60近いというものだから。
推薦を取れるような猛者は(うちの学校には)いるのだろうか。
仮に、「4.3」の壁を越えたとしても、彼女たちを待つのは世界である。
日本の小さな、それこそ推薦の枠がある学校は、彼女たちが行きたいと思える程の魅力がない。
遥か遠くを見つめる彼女たちを身近に感じ、さて、私は次のテストでどの問題を捨てようかと考えている。
在塾生H.S
④
私は一般受験しようと思ってます。
理由は、今の成績では数字的に学校推薦型選抜は利用できそうにないからです。
あと、もう少し上の大学を目指したいからです。
在塾生K.M
※それぞれの意見を、そのまま記載させていただきました。





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