見えるもの・見えないもの…。
- info798748
- 2023年3月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年3月22日
例年通り、新年度がスタートします。
毎年度お決まりの文句ですが、「進学・進級、おめでとうございます。」
コロナの嵐もようやく落ち着く気配が感じられるようになりました。
春の気配と共に、受験勉強からも解放され、今まで窮屈な学生生活を余儀なくされた分だけ、開放感もひとしおの事と思われます。
さて、コロナで、学生生活に変化があった事と言えば何でしょうか。
学校に行けないから、お家で授業が受けられたことでしょうか。
最初は、「楽ちん!やったー!」って感じでしたよね。
しかし、段々と、ドンドン授業は進むし、宿題だけは3日に明けず配信されてくるわ・・・。何なの?コレって?。と、思ったこともあったのではないでしょうか。
パソコンの「画面」を通じての授業では、あなたの「画像」は見えてもあなたの「欲しいもの」は見えません。
昭和風(笑)に言うと、「体温が感じられない。」ので、授業する側も受ける側もお互いになんとなく過ぎていく時間になりがちなように思えます。
確かに、最新の技術のおかげで、お家に学校や塾が来てくれるようになりました。
それは、このコロナ禍においては、とても役に立つ手段だったと思います。
しかし、そこだけに頼らずに自分の労力を使って結果を手に入れて行く作業にも、この機会にもう一度目を向けて行ければいいなあと思っています。
ある学生の保護者の方に、「やっぱり、お稽古事は、先生に目の前で怒られてナンボよね。」と、言われたことを思い出します。
一理ありですね。目の前で怒られたことや褒められたことは、よく覚えているものです。何度も言われているうちに、ある日突然「あっ、これだ!」って理解できたりして。
何だか、すごく得をした気になるのはいかがでしょう。
いい気分です。
この文章を書いている途中で高校生がやって来たので、「何か、書いてもらいたいコトある?」と、聞いたら以下の文章を書いたので。そのまま、付け加えたいと思います。
「塾に行くにあたっても、ただ、この科目を学びたいという気持ちだけでなく、この科目のここが分からないから行ったり、自分で苦労して考えてから行くと、自分で考えた分の力もついて、より伸びると思う。その為に、塾を使った方がいい。」(新高3)とのことです。
皆様、改めて、「進学・進級、おめでとうございます。」
Math Lab 谷口





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